2007年6月7日木曜日

中東の都市鉄道(4)イラン、マシャードの地下鉄計画


マシャードの地下鉄

 マシャードはイスラム教シーア派にとってメッカの次ぐ重要な聖地である。イランだけでなく、近隣諸国からも多くの巡礼者がこの地をめざしてぞくぞくとやってくる。ここが聖地になったのは817年に8代目のエマーム・レザーがここで殉教したことによる。多くの巡礼者が市内にあふれるので、都市鉄道の建設が急がれている。 地下鉄1号線、2号線、3号線が計画され、1号線(19km、22駅)が目下建設中である。そのうち地下部分が10.5km、11駅である。既に地上部分は完成していて、目下地下部分を鋭意建設中といわれる。

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